
ペンアブ
@ddd_kool966
2026年8月16日
空の境界(上)
奈須きのこ
読み終わった
『新月譚 月姫』『Fate/stay night』が好きなので、同じ奈須きのこバースにあたるこの小説にも手を伸ばしてみた。
だいぶ前から少しずつ読み進めていたのだが、俯瞰風景、殺人考察(前)を読んでいた時点で……あんまりよくわかんないな……と思っていた。
そして痛覚残留を読み終えた今も……あまりよくわかっていない。恥ずかしながらこの作品の魅力がほとんど理解できなかった。面白いと聞いていただけにショックだ。
ストーリーもエンタメ的でなく、伝奇として読むにはキャラの書き方も大雑把で好きになれなかった。
式が黒桐のこと好きになるのは分からんでもないけど、黒桐が式のことを好きになる理由はまったく分からない。謎すぎる。
まだ上巻ということなので、ここだけで作品の総評を判断するものではないとは思うけど、続きには手が伸びにくいというのが正直なところ。
DDDでも思ったけど、私はあんまり奈須きのこの小説が合わないかもな……。
上巻で良かった点を挙げるなら、文章の空気感を一定に保ってたのは凄いと思った。
この小説を伝奇たらしめるスタイリッシュな文体は間違いなく魅力と言えるだろう。
そんな作風だからこそ、もう少し外連味があって分かりやすい面白さが欲しいと感じたのだが。全体的に作品の伝えたいことが伝わってこなかったので。誰か解説してくれ。
あとは痛覚残留でのバトルシーンも嫌いではない。式が直死の魔眼でイマジンブレイカーみたいなことしてるくだりは、そんなことできるのかよと驚いた。
あ、装丁もめちゃくちゃ好きですよ。
