サブレとポッポの往復書簡 "図書館戦争" 2026年8月17日

図書館戦争
書籍に対する表現の自由が制限され、検閲が合法化された世界線を舞台に、書籍情報を統制する側と、書籍との接触の自由を守ろうとする図書館側との間で繰り広げられる武装衝突を描いた現代ファンタジーです。 今の日本で当たり前の権利として保証されている知ることの自由、表現することの自由が当たり前でなくなった時、その自由の象徴になるのは書籍であり、最後の砦が誰もが利用することの出来る図書館として描かれているのが印象的です。 主人公の郁は、考えるよりも体が先に動くタイプで、私とまるで正反対。そのためか、彼女の持つ真っ直ぐさと純粋さには、読みながらある種の歯痒さと落ち着かなさを覚えつつ、それでも自分もこうあれたら良いのになぁ、といった少しの妬みの入った羨ましさも感じてしまったり。 中でも刺さったのは、『正論は正しい、しかし正論を武器にするのは正しくない』の部分です。人と人とのやり取りにおいて、正論と感情のバランスが大切なことは、これまでの経験から身に染みてわかっているつもりなんだけど、つい負けないようにと張り合って、結果正論で武装して相手を追い詰めて、結果的に拗らせてしまいがちなので、あいたたた…
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