
ぐもめ
@gumome
2026年8月17日
世界99 下
村田沙耶香
読み終わった
audible
途中で男性だけが加害者として描かれていることに違和感があると感想にしていたが、女性も加害者として明確に描かれるシーンがあり何故だか安心した
多分、あまり関心のない事柄について、どちらか偏って描かれることに不安を覚えるタイプなのだろう
途中の衝撃が凄かっただけにラストどんな衝撃が来るのだろうと期待してしまったが、穏やかな終わり方だった
終わり方は穏やかで、ありきたりで、少しだけガッカリしたが、それだけ期待が大きかった
作中の言葉そのままではないが、不幸にも人にウケるものとウケないものがあるという言葉があった
その言葉を受けて、私はなんだか24時間テレビみたいだなぁと思った
24時間テレビは、身体障害者の感動ストーリーを放送するが、精神障害者は決して映さない
そして身体障害者を使って感動を消費することは、感動ポルノと言われている
世界99は、この他にもいくつも現代社会での出来事に当てはまるようなことがあって、しかしこうした感動ポルノなどという、現実にある言葉は使わずに上手く表現しているのが良いなと思った
文庫本が出たら買うかも
