masarumilano "新装版 ハゲタカ(下)" 2026年7月8日

新装版 ハゲタカ(下)
鷲津、芝野、松平貴子の物語は、「凋落した日本をどうやって取り戻すのか」という点に収斂していきます。 鷲津は冷徹な買収者として振る舞うのですが、その行動原理は失われたものを求める渇き・飢えだったように感じました。 芝野は現実と理想の間で苦悩しながら再生の最前線に立ち、 貴子は故郷と伝統を守るためにもがきます。三人の葛藤がミカドホテルで重なります。 池井戸潤のようにスッキリした終わり方ではないのですが、ハゲタカⅡ、読むのがマストになりました。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved