shiori
@shori
2026年8月19日
夏物語
川上未映子
読み終わった
ここ数年同級生が続々と親になりつつある、既婚子なし女性の自分にとって考えさせられる内容だった。
AIDを検討している夏目を遊佐が後押しするシーンが印象的。
産みたくて産むチャンスがあるなら、産むべきだよ。
子どもをつくるのに必要なのは女の意志だけ。
女が決めて、女が産むんだよ。
この遊佐の情熱に目が潤んだ。
一方で、善百合子の考えに理解できる部分もある。
生むことが暴力的であること。
生まれてきたいなんて一度も思ったこともない存在を、自分の思いだけで引きずりこむことができるのかわからない。
子どもを望み、産むことって親のエゴでしかなく、この生きづらい世の中にわざわざ新しい命を産み落とすのは果たして正しいことか?と考えたことがある。
でも子どもが欲しいと思うのは自然なことだよなと最近は考えている。だからこそ産んだのなら責任を持って育てるべきだしめいっぱい幸せにしてあげたいと思う。
