
茜
@dancetek
2026年8月20日
愛の渇き
三島由紀夫
読み終わった
私にとっての三島文学の原点と言える本。好きなバンドに「アイノカワキ」という曲があって、そのルーツを探った事により、私は三島由紀夫の作品と出会えた。
悦子が終盤に三郎へぶつける言葉の数々は同性として何とも痛々しく空回りで恥ずかしくすらなるけれど、そこからの展開にはもはや溜息がこぼれる。分からなくもないけど、分かりたくもない。
物語の中でしか出会いたくない女だと率直に思いつつ、物語というフィルター越しだからこそ文学として純粋に楽しめた。