ほぷにゃ
@hoppu_12
2026年8月21日
パレードのシステム
高山羽根子
読み終わった
半分を超えてから、一気に意識が集中。序盤は、時折よく分からない表現が当たり前のように書かれていると思った。しかし終わりに近づくに連れて、私が言葉に出来なかった感情の細部が呼び覚まされるような気持ちにもなった。自意識ばかりに気を取られる中高を経た19の私には、理解に難しい表現も見られたが圧倒される感覚がそれに劣ることなど決してなかった。必ず読み返そう。
死について興味があったというより、死に方とか死んだ後にゼロになるわけではない自分について興味がある私にとっては縁の深いと思われる小説だ。魂の運ばれ方とでも言うのだろうか。言ってみれば私には、何を願うでも信じるでもなく純粋にそれを考えていたいところがある。「火葬システム」という言葉が目に入った時、背表紙を見て「パレード」と「システム」の字並びに潜む違和感に引き寄せられたことに納得がいった。