
イシイルカ
@ishiiruka0421
1900年1月1日

本が紡いだ五つの奇跡
森沢明夫
読み終わった
それぞれの境遇の不幸や、しんどい思いを抱えた登場人物の男女が、森沢さんにかかると魔法をかけられたように輝き出す。
本の、というか物語の持つ力。
章ごとに尽く泣かせにかかる森沢さんがなぁ(^_^;)
彼の作品には基本的に良い人しか出てこない。それは現実社会ではありえないことなのかもしれないけれど、こういう素敵で美しい世界もあっていいじゃない、と心が少し暖かくなる。
「エミリの小さな包丁」と同じ舞台、風鈴と海と作家先生が出てきて、森沢さん、この土地が本当に好きなんだろうなあ、と。
登場人物たちの人生が本を通じて交差する。小さな奇跡の連続がとても愛おしい、世の中は捨てたもんじゃないよね、と思える。そんな物語。
2025/11/24




