しいぷ "目標という幻想" 2026年8月22日

しいぷ
@BinomialSheep
2026年8月22日
目標という幻想
目標という幻想
ケネス・スタンリー,
ジョエル・リーマン,
岡瑞起,
牧尾晴喜,
鈴木健
読んでる。今のところかなり良書という気がする。 序盤は、「マイルストーンが不明なほどにデカい目標において、直感的な一歩先の評価は全く役立たない」という話をしている。ゲームAIやヒューリスティックをよく作る人にとって非常に理解しやすいメンタルモデルで話が進むが、喩えが豊富なので特段AI開発に詳しくなくても分かりやすいかもしれない。Picbreederの話や、「単細胞生物からいくつか選んで繁殖させて次世代とする、という操作を繰り返して人間くらい知能の高い生物を作ることを目標とした時、IQの高いアメーバを選び続けてもダメそう」という思考実験は面白い。 実際の発明のくだりは、目新しい議論でなく「必要は発明の母というより、むしろ発明は必要の母である」という論考に似たものかもしれない。
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