雨垂
@amadare__
2026年8月12日

読み終わった
前々から気になっていたので一巻だけ購入。
キノとモトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)が色んな国を回る話という概要は知っていた。
星新一の短編が一つの世界の中で「国」という形になっているような感じだった。
一つ一つの国ごとに極端な政策があって、オチとか流れ自体は(古い作品ということもあり)結構予想通りだったが、一つ一つの話が短くてサクッと終わるので読みやすい。人間の愚かな面に焦点は当ててはいるけどそこまで露悪的な描き方ではないし。
一巻の中だと、「レールの上の三人の男」が一番面白く感じた。
あといちいち、モトラド(注・二輪車。空を飛ばないものだけを指す)とハンド・パースエイダー(注・パースエイダーは銃器。この場合は拳銃)の説明が入るのが世界観を感じて面白い。キノの風貌もそうか。こういう、シリーズものや連作短編なのに話ごとにほとんど同じ文章説明が繰り返されるのって、西尾維新の小説でもあったが、ある年代のラノベの特徴なんだろうか。それとも、連載小説っぽい雰囲気を好んでいてそれを出すためなのか。