si
@si
2026年8月22日

読み終わった
「日中戦争当時、日本が満州国に設立した最高学府「建国大学」の卒業生たち」、
「中国東北部がまだ満州国という名前で呼ばれていた時代、日本政府がその傀儡国家における将来の国家運営を担わせようと、日本全土や満州全域から選抜した、いわば戦前戦中の「スーパーエリート」たち」(p.21)
が、どんな「その後」を生きてきたか…の記録
と、書くと堅そうだけど、新聞記者である著者が建国大学卒業生たちを訪ね歩く取材旅行記をベースとしているし、説明も必要に応じて文中に挟まれるので、前知識なしでも読める(と思う)
日本、中国、韓国、台湾、モンゴル、カザフスタンへと旅は広がる
読んでいてしんどくなる箇所もある
けれど、「ある建国大学出身者」の言葉としてあとがきに引用される
「知ることは傷つくことだ。傷つくことは知ることだ」(p.326)
に励まされる