
はじめ
@hans_hajime
2026年8月23日
あのこは貴族
山内マリコ
買った
読み終わった
@ 電車
久しぶりに小説を読み切れた。境遇の異なる2人(3人のような気もする)のそれぞれの視点を描き分け、読者をどちらにも「感情移入」(若干抵抗がある言葉だけど、この作品について語るに当たっては使ってもよい気がする)させることに成功している印象が鮮明。はっきり書く覚悟と勇気。
自分は華子とも美紀とも違う(そもそも男性ということもあるが、それ以外の属性で見ても)と思い、中間くらいよりどっちに近いんだろうとかも考えた。最後のページに書いてあったから印象的ということでもないけど、「人の流れが淀む」という言葉、表現としてとても良かった。この作品は10年ほど前の作品だけど、今はどんなものを書いてるのか、今の社会をどう見てるのかもとても気になって、読みたくなった。2021年に公開されて観に行けなかった映画版もこれから観ようと思う。