あのこは貴族

30件の記録
- 縞 まれ@shiroginu_mare2025年5月20日かつて読んだシスターフッド的なものは良いね!で飲み込みやすいんだけど、男性側の描かれ方が印象的だったな 貴族側の男の方、確実に恵まれており確実に自由がない自分の状態のことどう思ってるんだろう 「そういうもん」として受け入れているのかなあ、諦観と開き直りを感じた
- ほんね。@Honne_03302025年5月12日読み終わった図書館本、単行本で読了。 東京(松濤)生まれ育ちの女性と地方出身上京組の女性の2人。悪気なく、ただただ了見が狭い描写が怖い。でも現実にいる、こういう人。 途中、"女同士の義理"っていうワードが出てくるけど、今でいうシスターフッド的な?ちょっと違うか。 かくいう私も上京組、かつ、今現在周りにいる歳の近い人が全員関東出身者ということもあって面白く読んだ。近しい環境の方が分かり合えることって少なからずあって、根底が違うと微妙に話が噛み合わなくなるんだよねぇ…。 p229-230の美紀の心情語りのシーンがぶっ刺さり。 自分の本棚にも置いておきたいかも。 ◾︎p206「世の中にはね、女同士を分断する価値観みたいなものが、あまりにも普通にまかり通ってて、しかも実は、誰よりも女の子自身が、そういう考え方に染まっちゃってるの。だから女の敵は女だって、みんな訳知り顔で言ったりするんだよ。」 ◾︎p238「東京の人って、東京以外の街にも人が住んでるってこと、すぐ忘れるんだから」
- sayaka@flow-er2025年5月1日読み終わった人生において、自分で選ぶことのできなかった世界を他者と関わることで改めて認識し、それをどう受け止め、変化させていくのか。 そして、やるせなさ、焦り、葛藤を抱えながらも、自らの行動で変化を起こそうと挑むことで、自分の人生に責任を持つという純粋な喜びに出会い、その気持ちを鍵にして今まで分かり合えないと思っていた世界の人と通じ合ったような気持ちになれることさえある。 全く違う世界に住んでいる人と人を描くことで、よりそのことを感じられた作品だった。
- ゆりたん@yuritanyogini2025年4月28日読み終わった図書館本幼稚舎組の悪意のない排他性がリアルすぎて途中読むのをやめようかと思うくらい苦しかった。外部生の美紀に感情移入せざるを得なかった