
かもめ通信
@kamome
2026年8月24日

不在――物語と記憶とクロニクル
ナタリーア・ギンズブルグ
読み終わった
20世紀イタリアの「最も美しい声」”とも評される作家、ナタリーア・ギンズブルグの“決定版選集”と銘打たれた本書には、15篇の短篇小説と22篇の自伝的エッセイが収録されている。第1部をフィクション、第2部をノンフィクションで構成し、それそれを執筆年の時系列で収録した上で、30ページを越える詳細な編者解説に20ページ越えの訳者解説を附した読み応えのある1冊。とはいえ、短篇をポツポツ読み始めたときにはこれ最後まで読み通せるかな?と思ったりもした。エッセイ、解説と併せて読むことで、見えてくるものがある気がする作品群ではあった。


