
ぶしたろ
@dedicatoate
2026年8月23日
羆吼ゆる山
今野保
読み終わった
昭和初期、北海道で製炭業の家で育った著者の回想録。人の感情描写を廃して淡々と樹木や動物、地形が描写される事でいかに大自然の真横で厳しい生活をしているのか深々と伝わってくる。故に銃の扱い、樹木や地形の観察、熊の習性の知悉を深めてゆくのが当たり前なのも納得。
戦後、巨大なダムを見た際の「川を縊って」という表現にドンと胸を突かれた。真剣な命のやり取りをしていた山への畏敬を踏み躙ってるよね。
あと、アイヌの男性の話に出てきた狩猟方法はゴールデンカムイで見たやつ!とちょっと嬉しくなった。
川崎秋子さんの解説も素晴らしい。





