
けんたろ
@kentaro
2026年8月24日
こわいハコ
東亮太
読み終わった
絶対、題名で誤解してる人いる。
こんなに重厚で禍々しい話だとは思いませんでした。
これは面白い!
この題名だと、最近のホラーブームに乗っかった量産化されはホラー小説のように感じる人がいるんじゃないでしょうか。
下手したらモキュメンタリーホラーと勘違いする人も出てきそう。
「魍魎の匣」みたいな感じの題名の方が良かったと思いました。(具体的な案はないんですが…)
第一章から掴みが素晴らしかったです。
実話怪談とホラー短編が交互に記述されるんですが、何が起こるんだろうとワクワクさせられました。
その他の章も、基本的には実話怪談とホラー短編が交互に記述されるのですが、それぞれの話が単品だったとしても面白いものばかり。
全く飽きずに読む手が止まりませんでした。
妖怪や日本神話の話が出てくるのですが、それぞれ興味深い考察で、インテリ成分も摂取できます。
巻末に記載されている参考文献の多さにも納得でした。
また、話の展開は次々に謎が解明されたり、はたまた別の謎のがあらわれたりその謎の仮説が浮上したりと、ミステリー要素も多分に含まれています。
ホラーにミステリーが含まれている作品が大好きなので、ドストライクでした。
冒頭で述べた通り、題名のイメージで完全に油断してたので思わぬ収穫でした。
こういうのがあるから、題名だけで読まない判断をしちゃいけないなぁと思い知らされました。
ただ、そうなると、読みたい作品が溢れかえっちゃうのでどうしたもんか、ですね…。






