阿部義彦 "夏の寓話" 2026年8月27日

阿部義彦
阿部義彦
@xtc1961ymo
2026年8月27日
夏の寓話
夏の寓話
山岸凉子
何気に山岸凉子さんの作品を、まとめて編集して出している潮出版社の本です。小学館、角川、集英社からのを収録。山岸凉子さんは、怖い話ばかりではなく、諸星大二郎と共通する、民俗学的素質も有れば、原子力発電に対する、危機意識を顕にした『夏の寓話』も有り、それについて広瀬隆の「危険な話」に基づいて、分かりやすく解説した「パエトーン」も有り、実にブッキッシュな方ですね。(尤も私の好きな漫画家はほぼ全てそうゆうタイプですが)、冒頭の「籠の中の鳥」だけ、再読でしたが、味わい深い忘れられない話でした。そして、意外だったけど『二口女』これ、吉田秋生とかが得意そうな、女性同士のユーモアコメディで、こんなのも書けるんだと、ニンマリしました。山岸凉子さんは、萩尾望都と違って、若い頃は追ってなかったので、未読が山ほど有り楽しみです、とりあえず。『日出処の天子』をじっくりと再読してみたいです。これって白泉社『Lala』で始まり、途中でトラブルかなんかで掲載誌を変えたので、未だ全貌を掴めて無いのです。今持ってるのは白泉社のハードカバー全6巻なので、多分和解したのでしょうね。
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