
おにぞう
@onizou4869
2026年8月27日

読み終わった
不思議な本です。
日本人作家が2000年代に執筆したミステリーですが、幼い頃学校の図書館で読んだ古い海外ファンタジーを読んでいるような錯覚に陥ります。
小学校高学年頃の6人の少年少女がアメリカにあると思われる学校で共同生活を行う。
少年少女は出身国はバラバラ。主人公は日本人で生徒としては新参者。
少年少女は午前中は一般的な学校の授業を受けるが、午後はとある事件の概要を聞き、何が真相なのか探るディスカッションを命じられる。
学校の指示に従い暮らしを続ける少年少女だが、徐々にこの学校が何なのかについて疑問を抱いていく。
さらに、少年少女の1人は"この学校には怪物がいて、新入生が増えると起き始める"とも言い始める…
ミステリーファンなら、主となる"謎"については早々に気がつけると思う。
ただ、その真相についての仮説を立てても、常に物語にはハテナがつきまとう。
謎の学校、謎の学校スタッフ、謎の少年少女、そして謎の新入生と謎の怪物。
謎が解き明かされる終盤はイッキ見です。
一般的なミステリーとは様式が異なるので、ファンタジーやSFが好きだとより楽しめる作品だと思います。
