
六瓢(むびょう)
@blue-yo
2026年9月1日

読み終わった
図書館で借りた
図書室
夏目漱石と正岡子規の友情の物語を小説にしたモノ。
あ〜面白かった。しんみり。
有名な登場人物多すぎて、ついつい脱線してしまい、読むのに時間がかかった。
河東碧梧桐とか高浜虚子が子規と親しかったのは知っていたが、
子規が従軍記者として出向いた清国で森鴎外と会って親しくなったとか。
「野菊の墓」の伊藤左千夫とも交流あったとか。
画家 中村不折のことも知らなかったなぁ。
子規は、松山で漱石の住まい、「愚陀仏庵」に転がり込んでなにかと迷惑をかけたが、漱石も大好きな子規だからこそ受け入れた。
子規は不思議な魅力の持ち主で、みんなから好かれる。
野球を広めたのもノボさん。
子規、無理しなければもっと長生きできたのかな〜などと、今更思ってもね。
糸瓜って へちまと読むのねー
8/29〜9/1読了
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「君は落語の何たるかをまるでわかっていないよ。落語は古いところなどひとつもありはしない。むしろ革新の象徴だよ。哲学で言うところの矛盾を人間社会の中で語っているものだ。それは講談しかりだ」
子規は金之助(漱石)の言葉に感心し、嬉しくなって言った。
「そのとおりぞなもし。あしより落語に詳しいものが本科におったとはたまげたわい。そうぞなもし、今、落語を否定した君、ぜひ圓朝を聴きに行きたまえ。”牡丹灯籠”など我身にしみるぞな」
「圓朝もいいが、円遊もなかなかだ」金之助が言った。
「おう "通り抜け”の円遊もええぞな」
「ああ円遊の"野ざらし”は絶品だ」
金之助がようやく笑った。
ーこいつなかなかの人物じゃ。ただの秀才ではないぞ。
子規は金之助を見て大きくうなずいた。
