オル
@taku05
1900年1月1日

ねじの回転
ヘンリー・ジェイムズ,
小川高義
読み終わった
読んだ!
幽霊が出る?という屋敷と、それらと通じ合う子供たち。主人公と世話係のおばちゃんはその正体を突き止めようとする、というホラー小説。ただホラーと言っても、オバケが出る!程度なのでそれほど怖くはない。七不思議みたいな感じ。
俯瞰視点ではなく、主人公の主観視点で進むため、まるで本当に怪談話を聞いているような体験ができる。伝聞に伝聞を重ねた形式で語られるのも、その雰囲気に拍車をかける。真偽が定かでないまま終わるというのが、この小説の不気味さ、怖さというのを演出していると思う。
好きなのは、幽霊の存在が最後まで不明なまま終わるというところ。子供達には見えてるけどおばちゃんには見えない、と言ってるけど、でも子供たちは本当に霊が見えてるのか?そもそも霊はいるのか?いないとすれば、最後のあのシーンは…?という具合に、読み方によって内容がガラリと変わるのがとても面白い!
人によってこの小説の受け取り方は変わると思う。是非。
