本好き
@deko08r5k2k8m
2026年8月28日

おばけのこ
テルヒ・エーケボム,
川内倫子
フィンランドの絵本。
まず、重たい本だ、と思った。日本ではあまり見ないスタイルの本。
挿絵と言葉が贅沢に1ページ1ページ綴られている。
あるひとりの女性が、傷ついた心を癒すために、人里離れた山奥に引越してきたところから始まる。
持ってきた荷物を整理しているときに、出したのは、おそらく死んでしまったであろう、小さい我が子の靴。大事にクローゼットに置いている。
このことが原因なんだなとすぐに気づかされる。
夜には、森の中から恐ろしい鳴き声。
だけど、この女性は、家に住み着いたおばけのこと一緒に、何とか助けようとする。
ページをめくると、おばけのこの形がどんどん愛らしくなってくる。
一緒にお茶を飲んだり、勉強をしたり。
女性の表情が全然変わらないんだけど、お化けの子と暮らしていくうちに、次に進むための一歩を踏み出していく。
そんな物語でした。
