彼らは読みつづけた "本屋さんのある街で (文春文..." 2026年8月28日

本屋さんのある街で (文春文庫)
本屋さんのある街で (文春文庫)
一穂ミチ,
三浦しをん,
凪良ゆう,
坂木司,
瀬尾まいこ
*本の中の読書* 《「ところでこないだの本、楽しんでくれたのね」 共通の思い出のおかげか、空気がほぐれて気安い話し方になった。 「うん、すごく」 ぱっと越智くんの顔が明るくなった。 「帰ってからあらすじ読んだら殺し屋とか書いてあったから、そういうの苦手かもと思って読みはじめたんだけど全然違った。軽快でおもしろかった」 「よかった。わたしもあれから読んだの。お勧めしたから気になっちゃって」 「どうだった?」 「おもしろかった。だからこないだ同じ作家さんの他のも買った」 カウンターのレジ横に置いてあった本を取って見せた。さっき越智くんが駅中の本屋で買っていた本と同じタイトル。ふたり同時に笑った。》 — 凪良ゆう著「小鳥たち」(凪良ゆう、瀬尾まいこ、坂木司、一穂ミチ、三浦しをん著『本屋さんのある街で』2026年5月Kindle版、文春文庫)
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