
れいにゃん
@reireinyan
2026年8月30日
BUTTER
柚木麻子
読み終わった
最後までカジマナが掴めなかった〜あと事件の真相知りたかっためっちゃ気になる😭😭😭😭😭
太ったら自分は気にしてないのに周りが騒いでくるのとか、共感できるところもかなり多かったし、なんかフェミニズムを感じた!男性が読んでどう思うのか気になる(ᐢᴖ ·̫ ᴖᐢ)❣️


れいにゃん
@reireinyan
p102
「別にどれか一つで満腹にならなくてもいいし、なにもかも人並みのレベルを目指さなくてもいいのにね。自分にとっての適量をそれぞれ楽しんで、人生トータルで満足できたら、それで十分なのにね。煙草だって食後に一本ぐらい楽しんでもいいし、ちょっと太っちゃっても周囲が騒ぐほどのことじゃないよ。私の言っていることって、怠け者って怒られちゃうのかな」

れいにゃん
@reireinyan
p134
客観性のある語り口には人を不快にさせる要素はどこにもない。しかしながら、彼が彼女たちのひたむきさや素朴さを褒めるほどに、何やら乗り切れない部分があるのも事実だった。理由がなければ、好きになってはいけない。そんな風に聞こえる。努力をするから評価する、努力をしていなければ評価はしない。単に可愛いからファンなんだよね、と言ってくれた方が、よほど素直に受け入れることが出来た。

れいにゃん
@reireinyan
p255
「ここには八十頭の雌牛がいます。牝牛もこれだけ集まると、必ずヒエラルキーが生まれます。だから、一度放牧して、序列を決めさせるんですよ。そうしたら牛同士でも、譲り合うようになって秩序が生まれますからね。ヒエラルキーは悪いことではないんです。衝突を避けるためには、必要なものです」

れいにゃん
@reireinyan
p356
どんな境遇であれ、少しでも快適にしようとする女の知恵、自分好みに環境をカスタマイズできる女の逞しさを、保守的な男ほど疎んじるものだ。でも、それこそが彼らが女になによりも求める家事能力の核に他ならない。どうしてその矛盾に気づかないのだろう。家庭的な女でさえあれば、自分たちを凌駕するような能力を持たない、言いなりになりやすい、とどうして決めつけているのだろう。家事ほど、才能とエゴイズムとある種の狂気が必要な分野はないというのに。

れいにゃん
@reireinyan
p364
どんなにおぞましい描写にも耐えられる自信があったが、物語の中で、十四歳だというヒロインにあまりにも多くのことが要求されているので、不愉快よりも先に、私はあっけに取られた。かわいらしさ、清純さ、強さ、従順さ、勤勉さ、そしてセクシーであること。こういうものを見ていたら、そりゃ、現実の女なんて嵩高く面倒でたまらないだろう、と特に不快感もなく納得し、DVDを取り出した。

れいにゃん
@reireinyan
p427
彼は面倒だから、こう言っているわけではない。おそらく本当に努力さえすれば、物事は解決すると思っている。この世界で起きる悲劇はすべて個人の責任であり、誰しも人に甘えてはいけないと思い込んでいる。
「あなたや世間を喜ばせるような努力の仕方を、四六時中、出来る自信はないの。もう若く亡くなってきてるし、もう他人に消費されたくない。働き方とか人との付き合い方を、自分を軸にして、考えていきたいの」

れいにゃん
@reireinyan
p441
「ねえ、どうして、誰かが現れて求めてくれないと、恋はできないって思うの?」
「どうして、異性から選ばれないと、関係が始まらないって思うの?どうして選ばれることを、何もしないで、ただ死んでるみたいに、待ってなきゃいけないの?」