
プカオ
@panshg_0118
2026年8月30日

夏物語
川上未映子
読み終わった
感想
紹介
欲望を叶えてもてもまた新たな欲望が生まれる、きっとそれが生きるということなのだ。
小説家になることを夢みて日頃から小説のことを中心に考えてきた夏子だったが、時が経ち小説家となりふと『このまま1人で生きていくのだろうか?』と思い、子供を産む為に精子提供について考えるようになる。
産まれた子供が『生まれてきて良かった』と思えるように責任を持って育てていく重要性をひしひしと感じた。『生まれなければ良かった』と思う人間は子供を産もうとは考えない。人口減少が進んでいる要因の一つとしてこういった問題があるのだと思う。どの様に生まれてきたとしても、親や周りの環境で子供の心身は左右され、その後の人生に大きな影響を与えることになってしまう。自分達の欲やエゴで生まれてくる子供に対し、どの様に責任をもって育てていくべきなのか、教えてくれたような小説だった。






