

プカオ
@panshg_0118
去年頃から小説にハマりました。
読み終わった本の感想載せてます。
- 2026年8月23日
- 2026年7月26日
十角館の殺人 <新装改訂版>綾辻行人読み終わった紹介感想たったの一文でそれまで読んできた根底の柱が壊された。 40年前の小説ながら、現在まで書店の目立つ位置に置かれているのも頷ける。 ページ数こそ多いものの、会話が多く短い文章が多い為、初めてミステリーを読む人も読みやすいのではと思う。 見事に誘導されてしまった、読み返すと新たな目線で物語を楽しめると思った。次の水車館の殺人が、今作とどう関係していくのか楽しみだ。 正直あの一文を読んだ時は頭がこんがらがった。いや不可能だ!と思って自分でも無茶苦茶な推理をしていたが、よく考えてみれば確かにできなくもないことであると気づいた時、鳥肌が立った。これはありえない、と自分の持つ常識の範囲に考えをはめていていてはミステリー特有である誘導の格好の餌食にされてしまうなと感じた。もちろんそっちの方が面白く感じるだろうし、楽しめるのだが。 - 2026年7月20日
重力ピエロ(新潮文庫)伊坂幸太郎読み終わった紹介感想登場人物らの言動や行動一つ一つに意味があった、目的に対する心情が描かれずにここまで違和感なく読めるものもなのか。著者の作品はいつも読者に核心を見せず、丁寧に物語に運んでくれる。徐々に謎や行動の意味が明かされていくのが読んでいて爽快だった。 気休めであっても、その場限りの安心感が人を救うこともある。春が信じていたジンクスもその類なんじゃないかとも思った。 世間一般の常識や法律なんて後からついてくる、ならば少しくらい逆らって忘れてみても良いじゃないか。この言葉がとても好きだ、自分にとって何を指針とするべきか、その範囲を広げてくれる。もちろんそれは危険でもあり、出した答えにはそれ相応の覚悟が必要だ。だが、きっとそこに正解なんてないのだ、この小説の文章が重要な局面で勇気を与えてくれるような気がした。 - 2026年7月12日
職業としての小説家(新潮文庫)村上春樹読み終わった紹介感想自分なりのオリジナリティーを見つけ出すには、自分に何か加算するのではなく、自分に何かマイナスしていく作業が必要になるという論述は興味深かった。普段から無意識にでも多くの情報を得ると、いざ何かを生み出す時に頭が混雑し、何もできなくなってしまう。必要のないコンテンツは捨て、情報の整理を行えば頭の中を自由に動かせる。 自分にとって必要な情報の見極めは、『それをしていて楽しいか?』というものだった。そう考えると、自分の生活は必要と不必要が乱雑していた。『楽しむ』より『観る』が目的となっていて、自分が受け取るコンテンツの整理整頓をしなければと思った。 また、長編小説が創られていく流れについても話しており、小説が出来上がるまでの書き直しの多さに驚いた。それも短期間で続けていくのではなく、完成した時の興奮を抑える為にあえて期間を空けて推敲していくのだ。これ以上直すと、かえってまずいことになるかもしれない、となるまで書き直していく。なんとなくわかっていたが、小説を書くことがここまで時間をかけ、地道に継続していく作業だということを再認識させられた。 - 2026年7月5日
5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学こだま,くどうれいん,はやみねかおる,一穂ミチ,上坂あゆ美,君嶋彼方,城戸川りょう,宇佐美まこと,宮田愛萌,小原晩,日向夏,日野瑛太郎,有栖川有栖,松素めぐり,桃野雑派,森見登美彦,珠川こおり,砂原浩太朗,荒木あかね,講談社気になる - 2026年7月5日
夏帆村上春樹気になる買った - 2026年6月28日
斜陽太宰治読み終わった紹介感想恋と革命は愚かな行為だと世間の大人達から教わり、29歳になったかず子はそれは間違いだったのではと考え、逆に人間は恋と革命の為に生まれてきたのだと思うようになる。その後、側から見れば引かれるような行動も平気でしていくのだが、現代においても恋を知らずに生きてきた人間の行動は割と突飛だったりするので、確かにそうなってしまうよなとかず子に対して気の毒に思った。また、子供の頃に受けた大人の極端な教育が後々悪影響を及ぼすのは現代社会を生きる私達の世代でもよくあることだし、100年前からそれを執筆した著者の凄さ、なぜ今でも読まれているのかがわかった気がした。 - 2026年6月19日
BUTTER(新潮文庫)柚木麻子読み終わった紹介感想人は常に誰かを中心に周り続けている。 中心にいる人間が与えられることを当然だという態度をとる時、与える側の行動は義務化し、虚無となり関係はバターのように溶けて無くなってしまう。 また、与える側が中心にいる人間をいくら想ってても、中心がその想いに気づき、応えなければ同じように与える側が疲弊しバターのように溶けてしまう。 ただ想うだけじゃなく、相手と向き合って話し合うのがどれだけ大切なのか思い知らされた。 自分の食べたい物を食べる、欲望に対し忠実でいるには他者に縛られず孤独でストイックに料理と向き合わなければならない。だがある程度の人間関係は築いた方がいい。料理に多少のスパイスが必要なように。 - 2026年6月14日
ちぐはぐな部品星新一,片山若子読み終わった紹介感想意外なオチがくるのだろうと身構えているのにそれでも斜め上に超えてくる短編集。もはや50年以上前に執筆されたものだというのに著者の描くSFが、今自分達が生きている世界、または予想されている未来となんら変わりがなかった。SFを書く為に必要な力は、本人達が生きている時代から的確に未来を予測する力なのではないかと考えてしまう。夜眠る前の短い時間で熟考する必要もなく読書したい時、また星新一の短編集を読みたいと思った。 - 2026年6月5日
超かぐや姫!うらたあさお,スタジオクロマト・スタジオコロリド,桐山なると読み終わった紹介感想小説では彩葉の心情と並行して進んでおり、映画だけでは分からなかった各キャラクターの詳しい情報も盛り沢山で、小説版だからこそ味わえる面白さがあった。映画を観て好きになった人には間違いなくオススメしたい。またもしこの小説からこの作品に入った人は映画にしかない場面もあるので映画でも観てほしい。ライブシーンはカットされているため、小説(ライブシーン直前)→映画(ライブシーン)→小説(ライブシーン直前まで)といった流れで観てみるのも良いかもしれない。 - 2026年5月30日
自分以外全員他人西村亨読み終わった紹介感想ストレスを溜め込みながら、周りに迷惑をかけないよう生きてきた主人公に降りかかる理不尽が、彼の心を剥き出しにする。多くの人がこの主人公のように苦しみや鬱憤を溜め込みながら生活を送っているだろうし、いつそれが溢れ出してしまうかは本人達にも分からない。理不尽を受けてきた側が、理不尽を与える側に変貌してしまうのは、いつだって突然だ。 - 2026年5月19日
超かぐや姫!うらたあさお,スタジオクロマト・スタジオコロリド,桐山なると読み始めた読みたい - 2026年5月17日
読み終わった紹介感想現実の世界から離れてはいけない、孤立してはいけない。あちらの世界へと行ってはならない。ステップを踏んで留まらなければならない。 様々なものを失い、現実の世界から離れつつあった主人公である『僕』が、世界に留まるために必要な存在を見つけていく。 漠然としているが、作中で明言されている『あちらの世界』とは、大切な物を失い、孤立していくと、日常ともいえる社会から見放され、まともに生きていられなくなってしまうことのメタファーなのではないかとも思う。 ステップを踏む=現実の世界に留まれるように生きていく、という意味だと考えており、人生における日々の選択を間違えないことが現実の世界から離れない方法の一つなんだと思った。 何かが起きるのを待ってゆっくりと日常を過ごす所は羊をめぐる冒険から変わっておらず、 調整の為の日や特に何も考えずにハワイを謳歌し、1人になるのがいかにいい気分かを語ったり、日々の日常をなんとなく過ごすといった生活の場面が特に好きだ。 - 2026年5月13日
BUTTER(新潮文庫)柚木麻子買った読み始めた読みたい - 2026年5月4日
君は永遠にそいつらより若い津村記久子買った読みたい - 2026年5月4日
自分以外全員他人西村亨買った読み始めた読みたい - 2026年4月11日
読み終わったまたいつか紹介感想歴史は消すことも、作り変えることもできない。それは自分の存在を殺すのと同じ行為だから。 どんなに辛い過去も、幸せだった日々も消えることはない。 ※ネタバレ注意 5人の関係性は終わりを迎え、もう二度と会わない事に寂しさと生々しさを感じた。久しぶりに友人と再会した時、片方が当時とは少しでも違う人間に変わっているだけで、その関係性はすれ違うし、終わってしまう。きっと幼稚園や小学校の時の友達と再会した時も同じ様になってしまうと思う。 多崎つくるは友人達と再会した時、全員に『印象が変わった。』と言われていた。逆に多崎つくるは再会した彼等を『あの頃のままだ。』と言っていた。だが多崎つくるが変わってしまったのは彼等4人から絶交を言い渡されたからであり、もしそれが無ければ一度5人がバラバラになったとしてもまた友人として戻れたんじゃないかとも思う。ただそうしない事にはシロはもっと壊れてしまっていただろうし、何が正解だったのかも分からない。 友情が終わり、もう会いはしないと自分で決めたのに強く寂しさを感じてしまう場面には強く共感した。あの頃と変わったのは友人なのか自分なのか未だに分からないし、生き続けるとはそういう事なんだろうとも考える。 - 2026年4月9日
- 2026年3月24日
語るに足る、ささやかな人生駒沢敏器気になる - 2026年3月21日
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