さいかう "スター・ウォーズ エピソード..." 2026年8月31日

スター・ウォーズ エピソード3:シスの復讐 (講談社文庫 る 5-7)
とんでもなかった。 パドメとオビ=ワンのアナキンへの愛も、アナキンからパドメとオビ=ワンへの愛も、本当に丁寧に事細かに書かれていて。だからこそどうしてと思わずにいられない。愛したからこそ、執着したからこその悲劇。 ムスタファーの戦いでボロボロ泣いた。やっぱり地の文での心情描写はデカい。もうかつてのアナキンはいないと分かっていてもオビ=ワンとパドメは彼をずっと愛していて、パドメは最後までアナキンの善の心を信じていたし、オビ=ワンは二人のためにルークを見守ることを決めた。 パドメが死んだこと、それが自分のせいであることを知ったアナキンが正気に戻って、ベイダーなんていなかった、全て自分自身の、アナキン・スカイウォーカーの選択であると気付いてしまった後の叫びが本当に苦しくて。もう自分には自分しかいない、跪いた闇しかないと悟ってしまった。 愛したからこそ執着を手放したオビ=ワンと、手放せなくて結局全てを失ったアナキンの対比。 なんかもう本当にありがとうルークとしか言えない。アナキンだけじゃなくオビ=ワンもパドメも救ってくれた。 この三人だけじゃなくヨーダとメイス・ウィンドゥの心情もしっかり描写されてるからさらに物語が面白くなったし辛さが増す。パルパティーンの手練手管も凄まじかった。とんでもない悪役だよ。 電子しかないのが勿体無いよなあ。紙の本復刊して欲しい。
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