
プカオ
@panshg_0118
2026年9月1日

やまいだれの歌(新潮文庫)
西村賢太
読み終わった
感想
紹介
同じ職場の女の子に恋をした主人公の貫多は、彼女の気を引きたいが故に『カッコつける』行為として、他人に対し失礼な態度や言動をとり、酒の席ではどんどんそれがエスカレートしていく。
自分の周りにもしいたら距離を置いてしまうだろうなと思うが、彼の内面を小説で読んでいるからこそ共感できたり憎めない所がある。好きな女の子にダサい自分を見せたくないが為に先輩に怒られている最中にタメ語で返したり、酒が強い自分を好きな女の子にアピールする為にお酒をたらふく飲んだりと、なんとなく気持ちがわかるし、似たような事は誰もがしていると思う。そんな貫多に読者は夢中になり、彼の人生を追ってみたくなるのだろう。勿論自分も、その1人だ。







