
RIYO BOOKS
@riyo_books
2024年3月30日
鏡の国のアリス
ルイス・キャロル,
Lewis Carroll,
矢川澄子,
金子國義
読み終わった
「じゃあ、ひとつきくがね。きみはいくつだっていったっけ?」
アリスはちょっと計算して、「七歳と六ヶ月よ」
「ちがう!」ハンプティ・ダンプティは鼻高々、「そんなことは一言もいってない!」
「きみは何歳かって、きかれたのかと思ったわ」アリスは弁解する。
「それだったら、そういういいかたをしたさ」とハンプティ・ダンプティ。
また議論になるのはいやなので、アリスはわざとだまっていた。
「七歳と六ヶ月ねえ!」ハンプティ・ダンプティはくり返して、考えこむふうだ。「どうもやりきれない年頃だなあ。ぼくに相談にきてくれれば、〈七つでやめときなさい〉って忠告してあげたのに。でももう手遅れだ」