M市のR氏 "お屋敷拝見 新装版 (らんぷ..." 2026年9月1日

お屋敷拝見 新装版 (らんぷの本)
明治から昭和初期に建てられた洋館のお屋敷。宮家やかつての大名たち、企業家や政治家といった社会的地位の高い上流層たちが家族の生活の場と同時に客人をもてなす場として巨額の建築費をかけて自身の存在感や思想を反映させた。 お屋敷と一括りに言ってもゴシック様式、アールデコ、スパニッシュ様式、モダニズム様式といった建築様式や施主のこだわり、時代の流行によってまったく異なる様相を見せる。 昔、本書に載っている旧岩崎邸と旧古河邸(中は見学できなかった)に行ったことがあるのだが、旧岩崎邸の建物内外の豪華さ、旧古河邸の庭の広大さに圧倒された覚えがある。これが個人邸宅だなんていまだに信じられない。それゆえに維持の難しさが指摘されていて、本書で紹介されているお屋敷の中の一軒は取り壊されてしまったとのこと。当時の上流層の本物の贅沢な暮らしを追体験できるお屋敷はまさにロマンの結晶といえる。上記の旧岩崎邸、旧古河邸はまた行きたいと思えたし、それ以外のお屋敷にも行ってみたくなる。
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