花春 "ふしぎな図書館とてごわい神話..." 2026年9月2日

花春
花春
@haru-tuge
2026年9月2日
ふしぎな図書館とてごわい神話 ストーリーマスターズ4
「学校に戻らなくていい、水の合うところで、その子に合った教育を」というのは、最近?の不登校の現実的な落としどころのひとつだというのは納得しつつも、教師が率先して生徒をいじめ、他の児童を煽動して不登校状態に陥れた」(明確に「学校に来なくていい」という言葉が出てる)のがそのままになってるの、読後感が悪すぎないか…? 主人公がもういいよって言ったからいいのか…?ほ、本当にか…??? 味方であるはずのムーサたちが、小学生4年生のこどもを寄ってたかって非難するのもなあ。ギリシャ女神の身勝手な人間味や、「主人公がかたくなになってしまう要因のひとつ(数の暴力を受けて不登校になった主人公であるため)」として配置されている物語都合は理解できるのだけど、読んでて気分のいい構図ではなかったな…。 「ギリシャ神話の英雄たちが神々の理不尽を受けなかったら平和に一生を終えてしまい、英雄譚が生まれないこと」は、「名作を守る」がお題目の世界図書館の住人からすれば大罪なのもわかるのだけど。 ストーリー展開としても、ギリシャ神話の英雄たちが「英雄として死ぬか、平和な凡人として幸福を掴むか」って、ハデスが神々の王になることを望んでなかったのとはちょっと違う気がするので、主人公が改心するハデスのエピソードは的外れというか…。「ギリシャ神話の神様は理不尽だからこそ、ギリシャ神話は面白い」という結論にいまいち納得感がない。 今までの巻は、話を読み進めてゆけば、するっと最終結論が腑に落ちたのだけどなあ。今回は「そんな話してましたっけ?」ってなっちゃった。 主人公の守くん、次巻でも登場するっぽいから、守くんの物語はまだ続くのかな。それなら、今の時点では片手落ちというかすっきりしなくても当たり前なのかも?
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