haze
@haze
2026年9月2日

ケの美
佐藤卓
読み終わった
派手で写真映えする「ハレ」に価値が偏りがちな現代において、現代における「ハレ」とは何か、「ケ」と「ハレ」の境界はどこにあるのかを考えさせられた。
また、巻末に収録されている対談の中で「やりたいことを行うには中庸でいることが大切」という内容が特に印象に残った。
フラットに自分の現在地を把握していないと、進む方向が定まらない。「ハレ」は非日常だからこそ強い引力を持つが、そこにばかり価値を置くと自分の立ち位置を見失いやすい。一方「ケ」は地味で目立たないけれど、日々淡々と繰り返すことで「自分は今どこにいるのか」を測る基準になる。地に足を付けて状況を把握することも「ケ」の役割なのだろうと、考えさせられた。
