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haze
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@haze
  • 2025年8月23日
    読みたいことを、書けばいい。
    わたしのように、依頼主がいて、その文章を掲載する場所が最初から用意されていても、だれも読まない。ましてや、自分で開設したインターネット上のスペースにそんな文章を載せても、だれも読まない。なぜか。あなたは宇多田ヒカルではないからである。p.109
  • 2025年8月23日
    評価と贈与の経済学
    評価と贈与の経済学
    親切って、使ったら目減りするっていうものじゃないから。親切にすればするほど、親切の総量は増えてゆく。親切にされた人はほかの人に親切にするから。これは資本主義における貨幣のやり取りとはまったく違うモデルですから、「これだけのサービスを君にしたから、それの代価分のサービスを返してくれ」という等価交換モデルで考えている人には理解できない。 Kindle版p.163
  • 2025年8月23日
    君が戦争を欲しないならば (岩波ブックレット)
    戦争末期の負け戦の果てに、自分たちが受けた悲惨な体験を語っても、これから突入していくかもしれない戦争を防止することにはならないだろう、と私は思います。やはり、もっと学ばなければならないのは、そうなる前のこと、どうして戦争を始めてしまったのか、であり、どうしたら始めないで済むのか、そしていったん始まってしまったあと、為政者は、国民は、いったいどう振る舞ったのか、なのではないでしょうか。Kindle版p.9
  • 2025年8月22日
    コンセプトのつくり方
    いま必要なのは、主観的な経験や直感までをも駆使して「コンセプト」をつくりだし、「その手があったか!」を開発する取り組みです。身体的思考とでもいうべきアプローチの全体像を、この本で明らかにします。(pp.4-5)
  • 2025年8月20日
    男尊女卑依存症社会
    ワーカホリックはすべての依存症の基礎疾患である——つまりワーカホリックという性質が依存症のきっかけになる。そのように考えてきましたが、はたと考えて、やはり男尊女卑的な価値観や、それにともなう性別役割分業に依存しているから、ワーカホリックが日本社会に蔓延するのではないか、そんなふうに思えてきます。p.104
  • 2025年8月17日
    ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか
    「あなたの仕事は、世の中に意味のある貢献をしていますか?」という質問に対して、3分の1以上(37%)が、していないと回答したのです(しているという回答が50%、わからないと回答したのが13%)。報告者はこの半分ぐらいだろうと予想していたのですが、実際はその倍だったのです。それから、オランダにおける世論調査がつづきます。ここではもう少し高く、働く人の40%が、みずからの仕事にはたしかな意味がない、と回答したのです。(p.10)
  • 2025年8月6日
    あふれでたのは やさしさだった
    教室を通してもう一つわかったことは、彼らがみな、加害者である前に被害者であったということだ。困難な背景もないままに、持って生まれた性質だけで犯罪に至った子など、一人もいなかった。「わたしだって、彼らのような目にあえば心を閉ざし、世界を恨みたくなる」と思うような悲惨な生育歴も数多く聞いた。「刑務所」や「犯罪者」に対して、わたしがそれまで漠然と抱いていたイメージは大きく覆された。彼らはわたしたちと、なんら変わらない人間だ。p.11
  • 2025年8月4日
    ネットカルマ 邪悪なバーチャル世界からの脱出
    私はここにもう一つ、ブッダも考えなかった新たな苦しみとしてインターネットを加えるべきだと思っています。この世の苦しみは「生・老・病・死・インターネット」で表されると考えているのです。この五つに共通するのは「誰にでも降りかかってきて、一旦降りかかってきたら、逃れる術がない」という点です。ネットカルマの報いで苦しんでいる人たちは、特殊な世界の人ではありません。私の隣の人であり、そしてもしかしたら明日の私かもしれない。p.132
  • 2025年7月24日
    「大人になりきれない人」の心理
    子どもがいることが幸せでもなければ、子どもがいないことが幸せでもない。その体験にふさわしい心理的成長をしているかいないかに、幸不幸はかかっている。(Kindle版p.60)
  • 2025年7月21日
    人生を面白くする 本物の教養
    誰かの話をちょっと聞いただけで「分かった」と思うのは安易な解決法です。立派そうな人の本を読んで「なるほど、その通りだな」と思い、翌日に反対の意見を持つ人の本を読んで「もっともだな」と思ったのでは、意味がありません。自分の頭で考えて、本当に「そうだ、その通りだ」と腹の底から思えるかどうか(腹落ちするかどうか)が大切なのです。(Kindle版p.241)
  • 2025年6月9日
    ナリワイをつくる
    身近な仕事から政治まで、「複業でいいや」、「生活の基盤はなるべく自分の頭と体で自給する」、「できれば仕事も自給する」、「大事なのは健康と楽しい会話と滋味のある娯楽」、というふうに考えていくと、なんでもかんでもやり尽くされて虚無感に襲われそうな現代社会でも、やることが色々あって飽きがこない。(p.156)
  • 2025年5月31日
    古文書返却の旅
    そのころ地元で、「能登に古文書のないのは上杉謙信と常民文化(水産庁)が古文書をみな持っていってしまったからだ」という話が広くひろがったというが、これは当然のことといわなくてはならない。(p.80)
  • 2025年5月28日
    古くてあたらしい仕事
    結局、自分がこれまでやってきた仕事の延長線上にしか、あたらしい仕事はないのだ、と思う。 その土台を無視して、まったく違うことを始めたり、あたらしい展開を試みたところで、それはやっぱり、ただの付け焼き刃に過ぎない。 次の仕事は、いつだってこれまでやってきた仕事が規定する。それがよいものであれ。悪いものであれ。 (p.141)
  • 2025年5月26日
    野心のすすめ
    野心のすすめ
    人にはそれぞれ生まれ持った自己顕示欲の量があります。その数値が生まれつき20の人もいれば、80の人もいる。(中略)自分の自己顕示欲の量を読み間違えると、悲しい結末が待っていると思います。(133-134ページ)
  • 2025年5月22日
    集団に流されず個人として生きるには
    負の歴史を見つめること。記憶すること。そしてメディア・リテラシーを身につけること。メディアの弊害を覚えること。世界は多面的で多重的で多層的であることを知ること。集団に帰属しながらも、しっかりと一人称単数の主語を保つこと。(221ページ)
  • 2025年5月20日
    好きなようにしてください
    ビジネス、商売である以上、本当に仕事ができるということは、商売丸ごと全部を動かして、稼いでこられるということです。稼いでくるやつが一番偉い。一番頼りになる。これが古今東西変わらないビジネスの現実です。 (165ページ)
  • 2025年5月20日
    抱く女
    抱く女
    「よくわからない。男の人もわからないし、自分もわからない。べつに相手を満足させようなんて思っていないし、でも、相手が何を求めているのかもわからないし」 「俺もわかんねえよ」 木原が爆笑した。直子は笑わずに吸い殻の山を見つめている。 (208ページ)
  • 2025年5月20日
    〈私〉を取り戻す哲学
    他者に過剰に期待して、この人は〈私〉のことを完全に分かってくれている、と思い込んでいるなら、それは、他者を他者として見ていないことである。他者との関係を、自分勝手にデザインしているのだから。抵抗や摩擦がまったくない関係というものは、まさに実在しない外想にほかならないのである。〈私〉と他者の価値観や感受性が、すべて一致することはありえず、それぞれの〈私〉は、それぞれに与えられた絶対性と有限性を生きるしかないのだ。(243ページ)
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