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@reads193
2026年9月2日

太陽諸島
多和田葉子
読んでる
P161
大きな課題を与えられなかった人間は観光客になるしかない。
P165
あなたみたいな人に守ってもらうよりも、安心して歩ける町を自分たちの手で作りたい、と女子供は考えている
p166
英語では国際社会で許されている考えを話し、母語では本当に感じていることを話す
P178
もしもわたしがかつて暮らしていた土地にある日また戻ることができ、その土地に立ったら、その時ヨーロッパがフィクションのように見えてしまうかもしれない。でもそうすると、今わたしに一番近い存在である旅の仲間たちが物語の登場人物になってしまって、わたしだけが現実という名前の孤独な場所に残される。それは嫌です。みんながいっしょにいるためには、知らない人たちをフィクション化するのはやめるか、みんなでフィクションになってしまうか、どちらかなのではないでしょうか。
P180
消化できないものが一番長く記憶に残る。