
しずく
@nyanko2525
2026年9月2日
真珠郎
横溝正史
買った
読み終わった
書肆アラビク
昔、楠本まき先生の『耽美生活百科』で
『「私は、将来、息子をひとり産み、【真珠郎】と名付け、自分を「かあさま、、、」と、呼ばせ、横溝せ〜〜しの世界のよ〜〜〜な凶々しい家庭を築いてみたいのですが、、、」』
という文章を読み、“真珠郎“という小説を知らなかった私はてっきり楠本まき先生の作り出した名前だと思い込んでおったのですが(まだそんなネットとかで気安く調べられる時代ではなかった)、先日古書店で珈琲を嗜んでいると目の端に入った『真珠郎』、、、!!!!!あんたほんまにおったんや!!!驚きのあまり声を上げてしまった(^^;;もちろん即ゲット。
横溝正史、久しぶりに読むからかいろいろ引っかかりまくる私。
『、、鮫人の涙のように、、』
(鮫人?→小泉八雲のお話に出てくるらしい)
『、、、ひきつけともいうべき座敷だったのだろう』
(ひきつけ?→ 遊女屋で、客を最初に通し、遊女と引き合わせる部屋。引付部屋。)
『「、、、何かが起こりつつある、何か素晴らしい惨虐な出来事が。、、、」』
(素晴らしいと惨虐を一緒にならべるセンス!)
『「、、、僕はこの一族に対して、非常に食慾を感ずる。」』
(食慾?!なの?!?!)
『「まあ、あの声ーあれ、いったい何んでしょたう、椎名さん。椎名さん、わたしを離さないで、わたし怖い、わたしを捕まえていて頂戴」』
(こんなこと言う女おらへんわ!昔の推理小説に出てくる女はなぜみなこんな感じなのか。←偏見)
『「、、、大仕掛けな計画で、人間のペスト菌を培養しはじめたのです。、、、叔父がどのような熱心さをもって、この人間のバチルスの成長を楽しんでいたかお分かりになるでしょう。」』
(バチルス?→ 細菌)
『油壺から抜け出たような、特徴のあるあの美貌、、、』
(油壺ー?!?!ぬるぬる???→つやつやとして美しい様)
🌟読後の感想🌟
真珠郎ー!!!?!?!
楠本まきさんの本で出てきた、まきさんの妄想の息子の真珠郎は母親に虐げられる薄幸な美少年だったが、この真珠郎は!!美少年は美少年やが、、!!!えー!!!Σ(・□・;)
『人間のバチルス』として育てられた真珠郎は、『奸悪で情というものを露ほども知らず、陰険で疑いぶかく、あの美しい顔に平然たる微笑をうかべなら、どんな惨忍なことでも平気でやってのける』。
さらにショックがラスト、、、
えー、、、真珠郎、、、(´༎ຶོρ༎ຶོ`)まじか、、、
色んな意味でこちらの意図を悉く覆された小説でした、、、、。




