
彼らは読みつづけた
@findareading
2026年9月2日

読み終わった
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*本の中の読書*
《ヨウさんは溜池の三河屋へ電話をかけわたしに晩餐を馳走してくれた。わたしは家へと歸る電車の道すがら丁度二三日前から讀みかけてゐたアンリイ・ド・レニエーが短篇小説
MARCELINE OU LA PUNITION FANTASTIQUE
の作意とヨウさんの話とを何がなしに結びつけて思ひ返したのであつた。(中略)
……わたしはヨウさんに別れて家に歸ると直樣讀掛けたこの小説の後半をば蚊帳の中で讀んだ。》
— 永井荷風著『雨瀟瀟』(昭和10年9月、野田書房※Kindleアーカイブ版)

