狐
@applefox
2026年9月3日
推し、燃ゆ
宇佐見りん
読んで、まず思ったのは父親のことだった。
主人公は、推しのために生きていて、それ以外はどうでもいいという印象を受けた。そのため、就活や学業について心配する親に対しては、終始適当な対応。要するに、家族のことを全く味方と思っておらず、興味ゼロ。
でも、主人公はそれでいいのかもしれないけど、家族はどう思っているのだろう。
私はZ世代に属してるが、私の親やこの主人公の親の世代は、核家族の世代であり、家族というものが自分の一部のように感じてたはずだと思う。
だから、ああいう態度をとる主人公をみて、家族こそ喪失感を味わっていたのではないかと思う。
せめて、親が生きているうちは、親のために、家族のことを自分の一部と思いたい。
そう思った。
