
umeco
@u_meco
2026年9月1日

サバイバー〔新版〕
チャック・パラニューク,
池田真紀子
読み終わった
『ファイトクラブ』が大好きだったので、こちらも楽しみに読んだ。
とにかく面白かった!
集団自殺したカルト宗教の生き残りのテンダーがハイジャックした飛行機の中でブラックボックスに向かって語る半生。
ページがカウントダウンしながら進んでいく、ゼロ地点へ辿り着くまでの時間が描かれる。
人生とは、つまるところ巨大なゼロだ。無だ。価値などない。(p235-234)
「始めたことは終わらせないとな」
そうだね、と僕は言う。本当にそうだ。(p141)
人生は全て過去かもしれないし、希望の未来などないのかもしれない。
退廃的な混沌、可笑しみ。
ゼロ地点その瞬間は描かれない結末を読者に委ねる終わりかたも含めとても好みの作品だった。

