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通勤とお昼休みと就寝前の読書
- 2026年8月22日
犯人はキミが好きなひと阿津川辰海読み終わった連作短編6編からなるラブコメ×ミステリ 探偵役である女子高生の、幼馴染みが好きになった女性が犯人という設定は面白いし、とても読みやすかったけれど少し物足りないなと感じた - 2026年8月20日
鈍色幻視行 下恩田陸読み終わった映像化しようとする度人が死ぬ呪われた小説『夜果つるところ』とその著者・飯合梓の謎をその関係者が一堂に集うクルーズ船の旅で解き明かしていく…というように始まる物語 みんなが『夜果つるところ』について語る、そして、謎は謎のままという恩田陸らしい幕引きが私はとても好きだった。 そういうところに着地するんだろうなという予感で読み進めていた。 彼らが語る『夜果つるところ』が魅力的で下巻の途中でそちらを読まずにはいられなかった。 君らが充実させたいと願ってる君らの人生。その中に真実はないぞ、と。 事実はある。現実はある。生活はある。感情もある。たまには感動なんかもちょっぴりあるかもしれない。 しかし、真実はない。人生の中に真実はないのさ。 はっきり言おう。 真実があるのは、虚構の中だけだ。(p205) 老齢の映画評論家が語るこの言葉がとても好きだった。 虚構と現実、生と死、に思いを馳せた。 - 2026年8月18日
鳩のなかの猫アガサ・クリスティー,橋本福夫買った - 2026年8月18日
夜果つるところ恩田陸読み終わった『鈍色幻視行』の作中作として書かれた呪われた小説『夜果つるところ』 『鈍色幻視行』の下巻を読んでる途中でどうしてもこの『夜果つるところ』が気になりすぎて先にこちらを読了 ずっと禍々しくて、悪夢のようなそれでいて幻想的な印象の作品、大好きなテイストでとても面白かった。 登場人物たちの、どこまでもいっても報われない愛の話。 しかし、それでも、この頃の墜月荘に、私は不思議な美しさを感じた。 腐る直前の肉が最も美味であるように─落ちる寸前の花弁が最も美しい色彩を見せるように─滅びる間際の墜月荘には、何か壮絶な美があった。(p225) 読んでるだけでその美しさに心を捕らわれそうになった。 夜の底のような、夢と現の狭間のような、美しさのある物語だった。 『鈍色幻視行』の登場人物たちがこの『夜果つるところ』に惹き付けられてしまうことに説得力を感じられた。 - 2026年8月13日
- 2026年8月9日
- 2026年8月8日
- 2026年8月6日
幻想文学怪人偉人列伝礒崎純一気になる - 2026年8月3日
宝石のこえ野沢きみ読み終わった中学二年のある日宇宙人が地球にやってきた SFのような話し…ではなく、生まれ育った町を絶対に出ると決めて都会に出てきた少女の物語 孤独、友情、優しさ、愛情、郷愁そして、希望が優しく柔らかな筆致で描かれている。 美しさと切なさに引き込まれる作品でとてもよかった。 「あなたが何を選んでも、私きっと応援するわ。……私、あなたが努力している姿を見るのが、本当に好きだった」 「あなたみたいな人になりたい。あなたみたいな、ひたむきな人に」 それは、カナちゃんみたいに美しく、同時に散っていく花のような言葉だった。 (p155) この別れのシーンが好きだったな。 - 2026年8月2日
猫井伏鱒二,クラフト・エヴィング商会,大佛次郎,尾高京子,有馬頼義,瀧井孝作,猪熊弦一郎,谷崎潤一郎読み終わった猫にまつわる短編集 今現在とは違う猫との関わりかた、暮らしが様々な視点で綴られており戦中戦後の空気感と共に楽しめた。 今よりずっと猫の扱いが雑で、可哀想だったりするところもあるので、そういうのが受け入れられない人にはあまりおすすめはできないかなと。 谷崎潤一郎の「客ぎらひ」が好き。 - 2026年7月30日
ドストエフスキー全短篇 2ドストエフスキー,米川正夫読み終わった後期短編十一篇が収められた一冊 短編集Ⅰではちょっと面白さがわからないなと思った作品もあったけれど、こちらはどれも面白かった! 特に好きだったのは「初恋」11歳の少年の淡い恋が美しく繊細に描きだされていてとてもよかった。 墓地に埋葬された死者たちが話だす様子が描かれる「ボボーク」も面白かった。 他どれも魅力的な短編ばかりで読みごたえが あった。 - 2026年7月25日
こんこん水沢なお読み終わったテーマパークの着ぐるみこんこんと顔も声も名前もわからない結晶と呼んでいるその中の人へのどうしようもない愛情の話。 柔らかく包み込んでくれる優しさ、それがあるから生きていける。人間ではないものへの愛情に、心の奥がぎゅっとなって共感してしまうものがあった。 こんなふうになんのてらいもなく、わたしはひとと抱き合ったことがない。そしてそれは気持ちいい。あれは間違いなく結晶特有の美しさではあるけれど、剥き出しの結晶のままであの清らかさがうまれるとは思えない。こんこんという身体があって、はじめてあの、たましいとたましいがまざりあうような瞬間がうまれるのだ。(p67) とても愛おしい感情だなと思う。 - 2026年7月25日
夜果つるところ恩田陸買った - 2026年7月25日
犯人はキミが好きなひと阿津川辰海買った - 2026年7月25日
ネタバレあり下村敦史買った - 2026年7月25日
宝石のこえ野沢きみ買った - 2026年7月25日
こんこん水沢なお買った - 2026年7月21日
小説教室津原泰水読み終わった2015年に行われた津原泰水の小説講座を書き起こしたものがまとめられた1冊 ずっと読み続けてきた作家の作品がどのように創作されたか僅かながら触れられたような気がする内容だった。 自身の作品に触れられ進むところもあり、いくつかの作品を読み返したくなった。 最後には「五色の舟」を語るところもあり読みごたえがあった。 もしも、あと十年、二十年、三十年頑張って、うまくいかなかったら、明るく「運がなかったな」と思ってください。明るくね(笑)。大丈夫です。あなただけではない。(p183) だいたい小説を読む人は、お金払ってまで読む人は性格悪いですから。奴らは敵です(笑)。(p198) この語り口に津原泰水を感じてニコニコしてしまった。 - 2026年7月16日
プレゼント伊坂幸太郎,宮部みゆき,恩田陸,梨木香歩,江國香織,町田そのこ,米澤穂信読み終わった全部面白くて大満足なアンソロジー 「きっとあの日の光と同じ」読後感が爽やかでハッピーで夏の良い空気も感じられてよかった。 読んでみたい作品があると思いながらも読めてない作家さんだったので他の作品も読んでみたい。 「真実のトランク」と「見越しのマツ」が特に好き。 - 2026年7月13日
夢違恩田陸読み終わった物語が進むにつれ夢と現実が溶け合うような、この話は夢なのか現実なのかわからなくなるようなお話。 「夢は外からやってくる」という言葉が印象的 伏線回収やすっきりした読後感を求めてる人にはおすすめできない作品 結局何が起きたのかよくわからない読後感が、恩田陸作品という感じで好き。
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