

umeco
@u_meco
通勤とお昼休みと就寝前の読書
- 2026年10月6日
ハーモニー新版伊藤計劃読み終わった長らく読みたいと思っていた作品 『わたしはわたしである』 という鏡写しの意識、それが消滅して全てが溶け合った世界が果たして幸せなのかユートピアなのか。 病気をすることもなく痛みを知ることもなく、常に優しい世界。 ユートピアと紙一重なディストピアな世界。 社会に押しつぶされそうな魂が、他ならぬこの社会を蝕みつつあったのだ。 社会にフィットすることのできない魂が。 病を求め、苦痛を求める子供のたましいが。 何よりも尊重されるべき生命を、悪意を以て傷つけるというその明確な意思によって。この社会の何かが間違っている。人々は心の底では少しずつそう感じていたけれど、それは口に出す閾値にまで達していなかった。わずかな違和感は、全力で意識の下に押しこんでいたからだ。(p259) 心と魂のありかたを考えてしまう、何度でも読み返したくなるような一冊だった、 - 2026年10月6日
ヴァンプドッグは叫ばない市川憂人買った - 2026年10月6日
結晶世界ジェームズ・グレーアム・バラード,J.G.バラード,中村保男買った - 2026年10月6日
ラピスラズリ山尾悠子買った - 2026年10月6日
トレヴァー短編選集1ウィリアム・トレヴァー,栩木伸明買った - 2026年9月30日
嵐の中で踊れ一木けい読み終わった嵐の夜の避難所で一番会いたくなかった人に出会ってしまう人たちの群像劇 「欠点っていうのは、多種多様なうつくしいもの。僕はそう思うんだ。世の中でこれが完璧、これが正しいとされるものから離れているだけっていうかね」(p192) 見た目へのコンプレックスでマスクを外すことのできない女の子、色々な背景の登場人物がいたけれど一番印象的だったエピソード。 この少女は会いたい人に会えたしね。 - 2026年9月29日
熱帯森見登美彦読み終わった再読時々無性に読みたくなることがあって、何度目かの再読。 誰も最後まで読んだことのない小説『熱帯』の謎を巡る物語。 何度読んでもこの『熱帯』の世界に取り込まれたような感覚になりながらページをめくっている。 この群島が魔術によって生みだされた夢ならば、夢が終わるまでとりあえず生きているしかないでしょう?(p348) 大好きな作品。 - 2026年9月27日
悪霊 下ドストエフスキー,江川卓読み終わった下巻になると面白さが加速していく。 『カラマーゾフの兄弟』も『罪と罰』も面白かったけど『悪霊』はそれを上回って面白いように感じた。 難解な部分も多く全然理解はしきれていないけれど、分からなさも含め面白かった。 この時代のロシア…と思いながら読んでいたら、現代を写しているかのように感じられるところも多くあり、人間の愚かさや醜悪さ今も昔も変わらないのかなと思ったり。 - 2026年9月17日
- 2026年9月13日
シャーロック・ホームズの凱旋森見登美彦買った - 2026年9月13日
嵐の中で踊れ一木けい買った - 2026年9月8日
- 2026年9月7日
鳩のなかの猫アガサ・クリスティー,橋本福夫読み終わった中東の王国で起きた革命の中で消えた宝石を巡って、ロンドンの名門女子高で殺人事件がおきる。 あれ?これポアロシリーズじゃなかった?と思う位にポアロが出てこない。 p300を過ぎてからようやくポアロ登場。 ただポアロの不在はそこまで気にならないし、十分に面白く楽しめた。 - 2026年9月1日
サバイバー〔新版〕チャック・パラニューク,池田真紀子読み終わった『ファイトクラブ』が大好きだったので、こちらも楽しみに読んだ。 とにかく面白かった! 集団自殺したカルト宗教の生き残りのテンダーがハイジャックした飛行機の中でブラックボックスに向かって語る半生。 ページがカウントダウンしながら進んでいく、ゼロ地点へ辿り着くまでの時間が描かれる。 人生とは、つまるところ巨大なゼロだ。無だ。価値などない。(p235-234) 「始めたことは終わらせないとな」 そうだね、と僕は言う。本当にそうだ。(p141) 人生は全て過去かもしれないし、希望の未来などないのかもしれない。 退廃的な混沌、可笑しみ。 ゼロ地点その瞬間は描かれない結末を読者に委ねる終わりかたも含めとても好みの作品だった。 - 2026年9月1日
悪霊 下ドストエフスキー,江川卓買った - 2026年9月1日
悪霊 上ドストエフスキー,江川卓買った - 2026年9月1日
ハーモニー新版伊藤計劃買った - 2026年8月30日
佐藤さとる童話集佐藤さとる読み終わったTEGAMISHA BOOKSTOREで出会った一冊。 子どもの頃コロボックルシリーズが好きで読んでいたので懐かしい気持ちで手に取った。 全12篇の短編集、夜寝る前の楽しみに少しずつ読んだ。 優しくて不思議な物語がどれもとても面白かった。 子どもはもちろん大人でも楽しめる、ファンタジーやSF、民話のようなものが詰め込まれた素敵な一冊。 「井戸のある谷間」の鮮やかな情景が特に印象的だった。 - 2026年8月23日
新装版 ムーミン谷の夏まつり (講談社文庫 や 16-12)トーベ・ヤンソン,下村隆一読み終わった再読夏が終わる前にムーミン谷の夏の物語を再読。 洪水で流されてしまったムーミン一家が辿り着いた不思議な家は劇場だった。 最後の劇場での大団円と、24人の子どもたちの面倒をみることになってしまったスナフキンの姿がとても好き。 - 2026年8月22日
犯人はキミが好きなひと阿津川辰海読み終わった連作短編6編からなるラブコメ×ミステリ 探偵役である女子高生の、幼馴染みが好きになった女性が犯人という設定は面白いし、とても読みやすかったけれど少し物足りないなと感じた
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