くろみつきなこ "逆転美人" 2026年9月4日

逆転美人
逆転美人
藤崎翔
手記を書いた女性を主軸としたミステリの中で肝となる手記も織り交ぜながら進んでいくようなミステリ小説かと思っていたら、丸々一冊、最初から最後まで一貫して1人の女性が書いた手記のみの小説だった。 改行が少なく、各ページ文字すすが多くて読み切れるか不安だったけど、意外とサクサク読めたし、追記での種明かしで改行の少なさにも納得だった。 作中の手記の作者のことが好きになれないし、正直不愉快さも覚えてしまったけど、読み進めるにつれて色々と違和感を覚えたり、もしかして…と思うこともあり、あらすじにある“文学史に残る伝説級超絶トリック”が一体何かを考えつつ読めたので無事追記まで辿り着くことができた。
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