
青蛙
@rm7t-sit
2026年9月5日
読みなおす日本の原風景
森朝男
読み終わった
@ 自宅
2026年読了40冊目。人(詩人)と自然とのつながりを、『古事記』『日本書紀』から良寛まで論ずる。個人的に、次の記述が非常におもしろかった。
〈高貴な人、風流で粋な人など、またはそういう人どうしの利害関係や欲情を廃した友情を芳香に譬えることが、中国に古くから存在し、日本にも輸入された。その場合の芳香は蘭という香草で表されることが常であった。……ところが奈良時代の日本には、芳香を放つ梅を、この蘭と等しい意味で詩や文章に用いたようすが見える。〉(p.95)