文
@fumi_hondana
2025年4月6日

孤独と居場所の社会学
阿比留久美
正しさによって奪われてきた、様々な自分の姿を取り戻すことが、息のしやすい自分を叶える方法のように思えた。
人と人のつながりが弱まり、個人の能力が過度に重視される中で、人の心は行き場を失う。人の人生に正解はないことと、どんな道も自分が選んだ道であれば大事にしていいことを忘れて。青い鳥が何度でも空を目指すことが出来るように、本来人は何度だって自分の見たい世界まで歩いていけるはずなのに。
社会や周囲の人に押し付けられる正しさは選択肢の一つ。正解ではないから、自分の心に馴染まないものなら、気にしなくていい。
どんな生き方も愛していい、どんな自分も大事にしていい。「当たり前」も「正しさ」も勝手に出来てしまったもので、あなたを縛りつけるものではない。

