糖 "ハッシュタグだけじゃ始まらな..." 2026年9月6日

糖
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@inwatermelon_
2026年9月6日
ハッシュタグだけじゃ始まらない
ハッシュタグだけじゃ始まらない
張瑋容,
曹曉彤,
梁永山聡子,
梁・永山聡子,
熱田敬子,
金美珍
中国、韓国、台湾、香港におけるフェミニズムや性的少数者などにまつわる社会運動のあり方について、多くの著者の視点から記される。 扱う問題は重く、それでいて本のデザインはカラフルで分かりやすく、読んでいると希望を感じさせられる。 同じ東アジア圏と言えど、こうした社会運動を取り巻く環境は微妙に異なり、冷たい目線にさらされ、政治による締付けが非常に厳しい国もあるけれど、それでもなお諦めずに様々な手段で訴えを続ける人々の姿に勇気をもらえる。 最近は日本でも各地でデモが活発に行われるようになった。とても格好良いと思う。その手法には近隣諸国の影響も大きいはずで、今はあまりにひどい国政上の問題への抗議が中心だけれど、これから先、各国のように新たな権利の獲得にも波は広がっていくのだろうか。 わたし自身は、職業柄、なかなか政治的な活動や表現を行うことがむずかしい。だからこそ、憲法で保障される投票の権利はこと大切に扱っているつもり。 それが近年では、憲法改正による緊急事態条項の創設や電子投票の推進といった、投票の権利をないがしろにするようなニュースばかり聞こえてくる。 時の為政者は、これで自分たちに歯向かうことはできなくなる、世はほしいままよ、とでも言うつもりなのだろうか。おとなしい、おくゆかしい日本国民たちから、最高法規で保障される意思を示す権利を奪ってしまったとき、それでも皆は引き続きおとなしく、おくゆかしくしていると確信しているのだろうか。仮に、大事なもののために大事なものを捨てる、そんな国民であふれるようになってしまったとき、為政者たちはその国を美しい・強い国と讃えられるのだろうか。 わたしにできることは少ない。少ないなかでも、声をあげる人に連帯できる自分でいたい。 本書では、日本はフェミニズムを推進する主体としてではなく、恥ずかしくも、各国がフェミニズムを推進するに至った加害者として登場する。 「慰安婦」という言葉は、戦後日本がつくった言葉であり、あたかもそれが当時当人の合意のもとで従事した社会システムのように誤解させる効果がある。だから、それを由としない立場からは常に鍵括弧付きで語られる。 そんなことも知らなかった。反省と勉強。積極的に政治に関わることができないとしても、頭の中は正しいと思うことでいっぱいに満たしておいて、いつか頭をかち割られて死ぬような時には、正しいものをどろりとあふれさせたいと思う。 □□□「We See The Light」 https://youtu.be/mYklJW1FfSU?si=E9PLN186fqcaHpGu
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