爪やわらか族 "増補版 ガザとは何か" 2026年9月8日

増補版 ガザとは何か
この本を読んで、生まれて初めて神様になりたいと本気で願いました。 全能の神様になって一夜にしてすべてのパレスチナ人を危機から救いたい。でも人間一人には人間一人分の力しかない。とにかく読んでいる間怒りと無力感が際限なく募ってゆく。 でも人間一人がこれから何をできるかというヒントも示されていたので、それらを手がかりに地道にやっていくしかないなと思います。 内容の重複については序盤で断りが入れられていましたが、一度読んだだけで復習までできるので私にとってはありがたかったです。 本当はもっと書けることが色々あるのでしょうが、入門編を意識して情報が適度に絞ってあるようで、分かりやすかったです。 イスラエルは多分、自分たちがやっている虐殺に対する心理的抵抗をなくすためにパレスチナ人を憎めるような教育か何かをイスラエル国民にほどこしているんじゃないか? と予想していましたが、この本には書かれていませんでしたね。ナチスのホロコーストを利用したとは書いてありましたが。巻末の作品ガイドから何か読めばもっと詳しく書いてあるかな…。 イスラエルだけでなく、日本が過去に犯した侵略という過ちにも目を向けられて良かったです。
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