
あおい
@booklover_aoi
2026年9月9日
花菱夫妻の退魔帖 五
白川紺子
読み終わった
Kindle Unlimited
シリーズ五作目。
今作も着物の描写と色々な食べ物がおいしそうに感じるのは変わらず。
季節は秋になり、菊見をしたりと季節を感じるイベントが盛り込まれていて、当時はこういうことを楽しんでいたんだなと思いを馳せたりしました。
スマホとかないし、移動も楽しみつつ五感で楽しんでたのかなと思いました。
今回は淡路の君も活躍の場があり、淡路島で得た淡路の君の印象もあって、淡路島に行く前とは印象が違うように感じられました。
悪霊を喰らうのか、成仏させているのか、今後そのあたりの謎も解けていくんだろうなと思います。
孝冬の兄実秋の関係性も少し見えてきて、浅草の事件の核心にも少しずつ迫っていくんだろうなという流れでした。
鈴子の細やかさは人をよく見ていて、想像もできるからこそなんだろうなと改めて思いました。
相手を慮って障子をきちんと閉めたり、警戒している子どもとの距離感のとり方をお菓子と言葉遣いで和らげたり。
自分が感じたことから考えて、どう行動すればよいか考えられる人だなと。
孝冬は人の警戒心を和らげたり、それとなく距離を詰めたりできるし、相手の様子からどのような人柄かを推し量ることができるので、この二人で行動してたら調査は捗りそう。
時代もあってみんな割とすぐ家に上げてくれるし、人の住所を教えてくれたりするので、「防犯とか個人情報とか大丈夫かな?」と思っちゃったりしますが、そういうおおらかな時代だったんですよね。
次作も読むのが楽しみです。