
はれのき・ちゅうた
@harenokichuta
2026年9月10日

読み終わった
高校生の頃、授業で砂川美術館を訪れたのが芹沢銈介との出会いだった。
鮮やかな色彩と、のびやかな文字と文様に魅了された。
思えばあれが、民藝運動を始めとしたこの時代の作品に惹かれていく最初の経験だった。
この本を通して作品でしか知らなかった芹沢銈介の、言葉を知ることができた。
氏は思いのほか素朴で、遊び心のある人物だった。
様々な文様を収めた「紋文帖(もんもんちょう)」に、さりげなく「悶々」という文字が紛れ込んでいたりする。
型染の工程を知ってから改めて作品を視ると、また違った魅力が見えてくる。
こういう生活に根ざした手仕事は、やっぱりいい。
