
はれのき・ちゅうた
@harenokichuta
工務店の設計・施工をしています。
3児の父。建築や都市、旅行、コーヒーなど。
日々の暮らしに根付いたものを読んでいきたいです。
- 2026年10月9日
読み終わった薄くてさらっと読めるけれど、薄い本であるほど本質がギュッと詰まっている気がする。 phaさんはweb日記からデビューした人らしい。僕も学生の頃からblogを書いていて、文体の原点はその頃にある。そのせいか、なんとなく文章の書き方が似ていると感じて、親近感が湧いた。 最後は日記はコミュニケーションツールなんだと結論づけていて、自分のためだけに日記を書いている今の自分にはない発想だった。もう一度webに日記を書いてもいいかもしれないな、と思う。 日記は他人の人生の追体験ツールだとも書かれている。でも自分はどちらかというと、小説の方にそれを感じる。違う世界を生きて戻ってくると、自分の世界が少し違って見える。日記でも同じことが起こるのだろうか? 日記のワークショップにも参加してみたくなった。 - 2026年10月5日
- 2026年10月3日
紙の上で考えることの歴史ローランド・アレン,小林玲子気になる - 2026年10月3日
- 2026年10月1日
読み終わったこの本は、USJをV字回復させマーケティング集団「刀」を立ち上げた森岡毅さんが、就職活動を間近に控えた娘に向けた手紙である。 彼のキャリア論が赤裸々に語られている。 特に本書のタイトルにもなっている5章「苦しかったときの話をしようか」が読んでいる方も胃がキリキリするような内容だ。森岡さんはそんな度重なる苦境を乗り越えてきた、まるで猪のような人だと感じた。 自分自身をマーケティングするという視点が面白い。自分の軸とターゲットになる業界から、自分の魅せ方を考える。 この本を読むと、厳しい意見の多いジャングリア沖縄やイマーシブフォート東京にも、この失敗を乗り越えて、復活してくれるんじゃないかという期待感を持つようになった。 - 2026年9月14日
- 2026年9月10日
- 2026年9月5日
- 2026年9月2日
ハーモニー伊藤計劃読み終わった10年ほど前に読んだ本を再読。 当時はあまり理解が出来ていなかったこともあり、記憶に残っていなかった。 『虐殺器官』と『屍者の帝国』の方が強烈だったというのもあったと思う。 当時よりは理解が出来たとは思うものの、まだまだ分からないことだらけだ。 そんなわけで、「双曲割引」と「糖尿病の起源」について調べたりしながら、この感想を書いている。 当時全く意味のわからなかった<etml>については、ちょっと読み込めるようになった気がする。 最初に読んだ頃よりも『ハーモニー』の世界へ近づいているのではないかと感じる。 大災禍によって多くの人が亡くなった後の世界。 自らの体にナノマシンを入れて、病気がなくなった世界。 痛みや不健康は排除され、人間を害するものがなくなってしまった。 そこではタバコやお酒も忌避されるモノとなっている。 平和で、悪意のない世界。 けれどそれらは、なくなったわけではない。 見えなくなっただけ。 こんな世界は嫌だなと思うけれど、 どんどんと『ハーモニー』の描くディストピアに近づいているようにも感じた。 - 2026年9月2日
- 2026年8月23日
- 2026年8月15日
かがみの孤城辻村深月かつて読んだ気持ちの描写が良いなと思った久しぶりの徹夜本。 主人公は学校に行けなくなってしまった中学一年生のこころちゃん。どうしても同じ境遇の娘のことを考えながら読んでしまう。 著者が「当時の自分に贈ったら尊敬してもらえる本」と紹介しているらしく、まさしくそういう本だ。思春期に誰しもが、この本にあるような失敗や苦しみを経験していて「こんな風に思っていた」「代弁してくれた」と感じる箇所が必ずあると思う。 - 2026年8月15日
東京都同情塔九段理江読み終わった文庫本は建築家の永山裕子との対談、青木淳による解説が入り豪華な構成だった。 難解な内容だったけれど、青木淳に解説されると、ふむふむなるほどといった気持ちになってくる。 ザハ・ハディドの新国立競技場が建築された世界線の話、コロナとAIの話題も盛り込まれていて、2年前だともっと自然に受け入れられていたのかもしれない。 今読むと、建築されなかった新国立競技場と虚構としての東京都同情塔を、作者の思想で勝手に結びつけられたように感じて、モヤモヤしてしまった。 - 2026年8月15日
何も起きない夜日記月と文社気になる - 2026年8月15日
カラフル森絵都気になる - 2026年8月13日
最後のトリック深水黎一郎気になる - 2026年8月12日
オリガ・モリソヴナの反語法米原万里気になる - 2026年8月12日
- 2026年8月12日
本日は大安なり辻村深月気になる - 2026年8月10日
日記をつけて何になる?蟹の親子読み終わった最近日記の本をよく読んでいる。と書き始めるのももう何回目だろうか。それくらいには読んでいる。 著者は日記のお店「日記屋月日」の初代店長だ。その経験から、日記を編集すること、日記を本にして売ることについての章を設けている。他の日記本にはない視点で面白かった。 日記は自分と世界との接点を増やして、緩やかに他者とのつながりをつくるものだと結論づけている。自分にしか見せないつもりで書いていた日記も、書き続けると誰かに見てもらいたくなる。ちょうど自分がそんな転換点にいて、共感できた。 readsに感想を載せることも、この本で言われている日記を他者に開くのと似ているように感じる。 自分だけの世界から、他者との接点を見出すことについて考えた一冊でした。
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