
とろ
@kiritoro
2026年9月11日
とある村の奇妙な求人広告
月影朔
読み終わった
⚠酷評・ネタバレ⚠
・帯に書かれたジャンル表記を改めて見返してしまった。モキュメンタリーか?普通に小説では?ていうかモキュメンタリーでも小説でもない振り切れてない微妙な質感で、モキュメンタリーにしたいのはわかるけど、ところどころやけに情感を載せた説明文とか、明らかに小説すぎる記録とかがあって、どっちかにせえと思った。
・主人公が狂気に染まっていく様を描写する最後らへんの文章がずっと薄ら寒かった。
・「山の神様に人身御供」と「山の宇宙人に被験体提供」は何が違うんですか?ほぼ同じ事象では?
・ところどころこういう「いやそれもう前にやったじゃん」っていう事象とか描写とかが出てきまくってて、全体的に被っている。再帰呼び出し。
・序盤とか「このような悍ましい裏がある広告なのだ!」って語ってるけど、正直点と点を繋いで星座作ってるくらい突拍子もなくて置いていかれた。モキュメンタリーってもっと読者の想像力を掻き立ててくれるんじゃないの?想像の余地をガッチリ固定しにこないでくれ。
・政府もやること粗いしみみっちいし、主人公も何回折れるねんだし…ぐいぐい勢いつけて調査してたのはなんやねんだし…山の神のオーダーシートが知りたいことに対して直球すぎてもうちょい考えろ高度知的生命体なら!左右非対称の生き物のことを知る対照実験に使う被験体の対称さが顔だけでいいわけないだろ!
・散々寒い思いしたあとに渾身のレンズに写る目写真だったから、もうええわ!ありがとうございました〜という感じだった。
・表紙がクライマックス
・登場人物の精神が蝕まれていくみたいな描写ってセンスいるし、そこを丁寧に書かないとダメなんだなって改めておもいました 雑に描写されるとめっちゃ寒いしスベる
「かゆい、うま」は面白みのあるミームであると同時に、一定の不気味さを醸し出すいいフレーズなんだなあ…としみじみしたりした
・てかホラーってそういう追い詰められた人間を書くのが一番美味しいというか見せ場ちゃうんか!?そこおざなりにして良いホラーになるわけなすび そこおざなりにするならもっと突き抜けてほしい チェーンソーを持った殺人鬼が乱入して全部めちゃめちゃにするとか