
つつじ
@m_tsutsuji0815
2026年9月12日

ウクライナ戦争
小泉悠
読み終わった
"ただ、チェキノフ及びボグダノフと同様、こうした手段(PGM(精密誘導兵器)、電子戦、極超音速兵器、人工知能といった21世紀のキー軍事技術)の有効性はIPW(戦争の最初期段階)に限られるというのがガレーエフの見立てであり、それゆえに戦争の中盤以降では大量の兵力と火力が必要とされるーという点に伝統派の議論の大きな特徴がある"
"今回の戦争に関して言えば、ウクライナは斬首作戦や内通者の手引きを受けたロシアの電撃侵攻というIPWに耐え抜き、空爆も抵抗意志の破壊には至らなかったため、戦争は伝統派的な古典的様相を呈するに至った。この意味ではガレーエフの予言は確かに的中しているのだが、どうにも皮肉なのは、動員能力や精神力において強さを発揮したのがむしろウクライナの側であったことだろう"



つつじ
@m_tsutsuji0815
"どうにか(キーウを落とせなかったことの)説明をつけようとすれば、「ウクライナ側の防衛部隊は戦意が低いだろう」、あるいは「抵抗は微弱だろう」といった希望的観測をロシア側が抱いていたら、とでも考えるほかない"
"ただ、その(2014〜2015年の第一次ロシア・ウクライナ戦争)後のウクライナ軍がかなりの努力を払って軍改革を進めてきたことはロシア側も十分に承知しているはずである。それでもロシア軍がウクライナ軍を侮ったのはなぜか。そこには「ウクライナ人は(軍が、ではなく)弱い」という民族主義的優越感のようなものも混じってはいなかったか"
うっすら嫌いで、侮ってすらいるのに、何故か「抵抗されないだろう」と思っていることは私にもある