あおい "海神の娘" 2026年9月12日

あおい
あおい
@booklover_aoi
2026年9月12日
海神の娘
海神の娘
白川紺子
世界観の構築が上手いな、と思いながら読みました。 言葉の選び方で世界観を構築してるのだと思います。 ファンタジーはどこまで作り込むかで読者の没入感が変わると思うのですが、「この世界の理」を読者に理解させられれば現実世界では非常識なことでも受け入れる下地が整うのかなと思います。 海神が何者なのか、どこまで世界の根幹に根ざしているのかがわからないところから物語は始まりますが、少しずつ理解できる構成になっていました。 琳が憤りを感じた託宣の理由が最後の話で明かされるのですが、神と呼ばれるものが人の理から外れたものであることが感じられるようになっていました。 現実的というよりは神話のようなイメージの読後感でした。
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