-ゞ- "可能性としての戦後以後" 2026年9月12日

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@bunkobonsuki
2026年9月12日
可能性としての戦後以後
『可能性としての戦後以後』は、戦後の日本人像を問うた本である。「日本人とは何か」という問いにおける「日本人」を論じた「『日本人』の成立」、「建前」「本音」という昨今使われている言葉の新規性を暴く「失言と癋見」など、戦後日本を作った新文化を見ていく。 私が人に勧めたいのは「『日本人』の成立」である。今、外国人という存在への対処法は排斥/容認/選別といった視点から語られるが、実際に過去の日本列島ではどんなことをしていたのかが書かれている。 この稿を読んだ時、私は「日本人」というのはどれだけ弾力のある概念か、と感嘆せざるを得なかった。外国人とされてきた人々を一挙に取り込み、はじめから身内でしたと言わんばかりに対外国に周知する。 この弾力性を思い出すのが、現在の対外国人問題の解決につながると思っている。
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